読 


(1)【呉音】ドク  【漢音】トク
(2)【漢音】トウ  【呉音】ズ

言+讀の右側の字 (音イク・トク)は、途中でしばしばとまる意を含む → しばし息をとめて区切ること


(1)(よむ)よむ。一語一句ごとに、短い休止を入れつつ文章をよむ。
(2)(とまる)
(a)とまる。一時とまる。また、区切って短いポーズを入れる。《同義語》⇒逗。
(b)べた書きの文章のくぎれに段落印をつけるのを句といい、より短いことばの切れめをあらわすしるしとして丶印をつけることを読(トウ)という。「句読点」

逗(トウ)(とまる)・駐・涜(トク)(一区ずつ水をとめて流すみぞ)・黷(トク)(とまったあか)・啄(タク)(一動作ずつとめてつつく)などと同系。

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