箋 


【呉音】セン  【漢音】セン

「竹+音符戔(セン)(小さい)」。小さい竹のふだ。


(1)小さい竹のふだ。目じるしやメモを書きつけるのに用いた。「付箋(フセン)」
(2)古典につけた注釈。
毛詩鄭箋(テイセン)」・毛詩鄭箋原本(写真)
(3)幅のせまい美しい紙。詩を書いたり、手紙を書いたりするのに用いた。また、転じて手紙。
(4)文章様式の一つ。上奏文に用いる。

盞(セン)(小皿)・錢(=銭。小ぜに)・殘(=残。小さいのこり)と同系。

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