冊 |
音 | 【慣用】サツ 【漢音】サク 【呉音】シャク |
訓 | ふみ |
解 字 |
象形。 長短ふぞろいな竹札・木札をひもで横につないだ姿を描いたもの。 |
意 味 |
(1)木簡(木の札)や竹簡(竹の札)にものを書き記し、ひもを通してとじたもの。 ▽これが書物の原形である。「短冊」 (2)ふみ。書物。 ▽日本では札と混同して、「書冊(ショサツ)」と読むようになった。 (3)書物を数える単位。 ▽サツと読む。 (4)爵位を与えることを記した証書。 (5)爵位を授ける。「冊命」 「明年、冊為貴妃=明年、冊して貴妃と為す」〔陳鴻・長恨歌伝〕 |
家 族 | (サク)(長短のある木のくいを横木でつないだかきね)と同系。また、脊(セキ)(長短のある肋骨(ロッコツ)を脊柱でつないだ背骨)とも同系。 |
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