鳩 


【漢音】キュウ(キウ)  【呉音】ク
はと, あつめる, あつまる

形声。
「鳥+音符九」。ひと所にあつまって群れをなす鳥。引きしめあつめる意を含む。


(1)はと。
鳥の名。ひと所に群れてすむ習性がある。
▽今は、鴿子(コーツ)という。
(2)あつめる(あつむ)。あつまる。あつめまとめる。
ひと所にあつまる。
《同義語》⇒糾・逑。「鳩集(キュウシュウ)」
「以鳩其民=以て其の民を鳩む」〔春秋左氏伝・隠八〕

球(中心に引きしぼられた形)・逑(キュウ)・糾(引きしぼってあつめる)と同系。

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