較 |
音 |
〔T〕【呉音】【漢音】カク 〔U〕【慣用音】カク 【漢音】コウ(カウ) 【呉音】キョウ(ケウ) |
訓 | くらべる, やや, あきらか |
解 字 |
会意兼形声。 交は、人が足を交差させたさま。較は「車+音符交」で、互いちがいにさし出た、車のはこの横木。のち、校(交差させてつきあわす)に当てる。 |
意 味 |
〔T〕 (1)車のはこの両わきにさし出た横木。 乗った人がつかまる。▽車耳ともいった。 《類義語》⇒軾(ショク)。「倚較=較に倚る」 (2)(カクス) 角をつきあわせる。力やうでまえをくらべる。きそいあう。 《同義語》⇒角。 「魯人猟較=魯人猟して較す」〔孟子・万下〕
〔U〕 |
家□族 | 交(×型に交叉する)・校(木を交叉させた足かせ)・郊(交叉して往き来する−交通、だけの範囲)・効(力を絞り出す)・傚(コウ)(みならう)・狡(体をくねらせてすりぬける → ずるい、すばしこい)・佼(体をくねらせる → つやっぽい人)などと同系。 |
もどる |