佼 


【漢音】コウ(カウ)  【呉音】キョウ(ケウ)
 


会意兼形声。
交は、足をねじらせたさまを描いた象形文字。佼は「人+音符交(コウ)」で、からだをくねらせてなよなよとする人を意味する。⇒交
転じて、つやっぽい人。また、「女+交」と同じ。「女+交」は、「嬌」に通じる。


なよなよとして美しいさま。なまめかしい。
《同義語》⇒甲(コウ)。「佼人(コウジン)(美人)」


交(×型に交叉する)・校(木を交叉させた足かせ)・郊(交叉して往き来する−交通、だけの範囲)・効(力を絞り出す)・傚(コウ)(みならう)・狡(体をくねらせてすりぬける → ずるい、すばしこい)などと同系。

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