祷 


【呉音】【漢音】トウ(タウ)
いのる, いのり


会意兼形声。
壽の原字は「長い線+口二つ」の会意文字で、長々と告げること。音は、トウ。祷の本字はそれを音符とし、示(祭壇)を加えた字で、長々と神に訴えていのること。


いのる。いのり。長々と神に訴えていのる。
《類義語》⇒祈。「祈祷(キトウ)」「黙祷(モクトウ)」
「無所祷也=祷る所無きなり」〔論語・八イツ〕

道(長いみち、長々とのべる)・疇(チュウ)(長いあぜ道)・壽(ジュ)(=寿。年齢が長くのびる)・濤(トウ)(長々とうねる波)などと同系。

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