胞 


【漢音】ホウ(ハウ) 【呉音】ヒョウ(ヘウ)
きる, かす, あくまで


会意兼形声。
「食+音符包(中に物をつつみこむ、まるくふくれる)」。


(1)あきる(あく)。腹いっぱい食べる。腹に食物がつまって、まるくふくれる。
(2)あきる(あく)。あかす。満足する。満足させる。
  「既飽以徳=既に飽くに徳を以てす」〔詩経・大雅・既酔〕
  既醉以酒,既飽以コ。君子萬年,介爾景福。
(3)あきる(あく)。味わいすぎていやになる。《類義語》⇒厭(エン)。
(4)あくまで。あきるまで。じゅうぶんに。たっぷり。


(まるくだきこむ)・(空気をつつんでまるくふくれたあわ)と同系。

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