甬 


【漢音】ヨウ 【呉音】ユウ


図解:甬 会意兼形声。
「人+音符(上下にとおす)」で、人が足で地面をとんとつくことをあらわした字。
勇(足ぶみしていさみたつ)や舞踊のの原字である。
また、通(とおす)とも縁が近い。


(1)人がとんとんと上下に足ぶみする。《同義語》⇒踊。
(2)でこぼこの台地を切り開いて通した輸送路。
  「甬道(ヨウドウ)(そこを通る車や人が外部から見えないように、両側に土塀(ドベイ)を高く築いた通路)」
(3)筒型のます。酒・穀物の量をはかるます。「斗甬(トヨウ)(一斗ます)」

(トントンと上下動する)・(つきとおす)などと同系。

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