傭 |
音 | 【漢音】ヨウ 【呉音】ヨ |
訓 | やとう |
解 字 |
会意兼形声。 庸(ヨウ)は、真ん中を突き通して全体をならすの意を含む。用・通と同系のことば。 傭は「人+音符庸」で、もと、一定の期間を通して仕事をさせ、全体をならして賃金を支払うこと。のち広く、やとうの意となる。⇒庸 |
意 味 |
※平均した値で、労賃を支払うこと。転じて毎日の労力に対して、平均して日数計算をする雇いかたをいう。 (1)やとう(やとふ)。人をやとう。 《類義語》⇒雇・用。「雇傭(コヨウ)」「傭人(ヨウジン)(やとい人)」 「嘗与人傭耕=嘗て人のともに傭耕す」〔史記・陳渉〕 (2)やとい賃。《類義語》⇒賃。 |
家 族 | 通・用などと同系。 |
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